2016年3月20日日曜日

ちょっとした感想。(という名の愚痴)

 もう2週間も前の事になるが久しぶりに映画を観に行った。昨年末から今年の年始にかけてSW祭りした時以来なので2カ月ぶりといったところだろうか。色々もにょったのでそろそろ時効だと思うし、感想でも書いて少しでも自分の中での減価償却を進めていきたい。

 見てきたのは「SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁」。BBCのドラマSHEROCKのクリスマススペシャルドラマを日本では映画館で公開という奴だったのですが。ドラマ版をHuluで見てそこそこ気に入っていたのでせっかくだし見にいってきた。
 
 さて今回のスペシャル版シャーロックは、元々のドラマ版が現代イギリスを舞台にしたある意味パスティーシュな作品であるのを逆手にとった、現代版シャーロックの18世紀版という、まぁ色々と興味をくすぐられる作品だったんですが、劇場で先ず驚いたのは女性客が多い・・・・。
 いやまぁpixiv的な人気でなんとなくは判っていたんですが、凄い。両隣りがそういう感じっぽい女性連れの方ばかりでなんか微妙にアウトロー感を感じてしまいましたw

 作品はドラマのファンとしては満足。観に行く前から脳内ループを始めてしまったメインテーマとかもばっちり(しかも嬉しいタイミングで)聞けたし、ヴィクトリア調に収まったいつものメンバーを見るのは非常に目を楽しませてくれた。エンディングでベイカー外から外をのぞくと現代版のロンドンにつながるシーンなんかはちょっと痺れました。物語全体の主題も18世紀という舞台ながら非常に現代的で、シャーロック・ホームズという作品を現代版にしたシャーロックという作品の18世紀版という回りくどい作品にふさわしい主題だったと思う。

 ただ、元々TVで公開された作品だけあって、敢えて劇場でみるにはボリューム感が無くて微妙に納得がいかない・・・・気がした。(一応メイキング特番を追加して水増しはしてあるんだけど、そのせいで余計に足りないものを強引に映画館でみせられた感を感じた・・・・)
 そして、ここは完全に自分が勝手にハードルを上げただけなのですが、18世紀版シャーロックとして(更に言えば、この忌まわしき花嫁という1つの作品で)完結している作品ではなくて、あくまでも今までのドラマ版シャーロックの文脈なかでしか存在しえない作品というところでしょうか。元々スペシャルドラマとして公開された作品なので、冷静に考えれば当たり前の話だったのですが全体的な演出、物語の結末、諸々の点で今までのシーズン3まで、そして今後のシーズン4をにおわす形が多くて純粋に「忌まわしき花嫁」という作品としては微妙にすっきりしない部分を多く感じてしまいました。
 特にすっきりしなかったのが、事件の解決部分。シャーロックの名推理が冴えわたったかと思ったら、突如現代、さらには彼の心理世界とのリンクで明確な解決が描かれないまま後日譚の部分に飛んでしまいました。自分としては「忌まわしき花嫁」という事件を中途半端に置いておかれたという感じがしてちょっともにょりました。

 総じて、あくまでもドラマ版の文脈で見る、特別版ドラマ以外の何物でもありませんでしたね。劇場作品として観に行った(自分の中で期待を上げ過ぎた)のでがっかりしてしまった感が否めません。実際自分の中の「シャーロック」ファンとしての部分は十二分に満足しましたし。

 シャーロックホームズものは、ミニチュアゲーマー的にも非常に身近な俳優である、イアン・マッケランが老齢のホームズを演じるMrホームズが公開されているはずなのでそちらも観に行きたいですねぇ。

 

0 件のコメント:

コメントを投稿